公園の東屋でハーモニカを練習していると、近くへ幼児が2人連れだってやって来て、鳩に餌を与えだした。餌は自分用のクッキーだと言う。自分の分が無くなるのではとけしかけるが、鳩が喜んで食べるから我慢できると、あっけらんに返事。
鳩も人懐っこく、幼児の手移しに食べている。「怖がらないね」と冗談半分に畳掛けるが、「掌を突かれた」と無邪気さが返ってくる。
見ず知らずの年寄りの私に気後れせずに素直に相手をしてくれたトー君とコースケ君は5歳の幼稚園児だった。会話も弾み、楽しい一時をありがとう。
宮崎市 日高達男 2018/5/21 毎日新聞鹿児島版掲載
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