4月1日から京都へ紅枝垂桜をあてに行ったが花に会えなかった。19日は川内に用あって、まあ金山峠の霧に潤んだ緑の優しさを存分、車窓から楽しんだ。帰途、駅舎から見える山々の緑の濃淡に感嘆。幼かった緑も5月になるとたくましい青年期になる。5月5日の指宿。休暇村に聳える断崖に「ここも阿多カルデラ?」。まるで太古爆発の時の炎かと思われる灼け茶色の岩々。橋牟礼川の遺跡に、水のあることが命とかかわることを解し、池田湖畔から開聞への山地の岩山も阿多カルデラと知る。南薩摩の緑は初夏色に輝いていた。次は万緑。
鹿児島市唐湊 東郷久子(71) 2006/5/29 掲載 特集版-3
鹿児島市唐湊 東郷久子(71) 2006/5/29 掲載 特集版-3
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