志布志の山間地にある山宮神社では、毎年2月の第1日曜日に「ダゴ祭り」がある。春の到来を告げる祭りとして知られている。祭りのダゴ(団子)は各集落で作られ、小さく丸めた紅白の餅やニンジンなどを串に刺し、さおに束ね「ダゴ花」にして持ち寄り、神殿に飾られる。神事後、神舞が奉納され、やがて数本の「ダゴ花」は境内の真ん中に出され、等間隔に並ぶ。
参拝者は豊作や無病息災を願って合図と共に「ダゴ争奪戦」に参加してダゴを持ち帰る。
昨年3月、中学校が閉校した過疎のむら。藩政時代から続く祭りが今年も盛大行われた。
志布志市 一木法明 2015/2/27 毎日新聞鹿児島版掲載 写真は一木さんのブログより
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