散歩している際、いろいろな人とすれ違う度にその人たちの人生のことを考えてしまう。若い人だったらどんな未来を夢見ているのだろう。カップルだったら将来結婚するのかな? 夫婦の場合はどんな風に子どもに接し育てていったのだろう。お年寄りの場合は果たしてこの人は幸せな人生を歩んできたのだろうか。それとも辛い人生だったのだろうか? などなど……。
空想癖のある私にとって、人とすれちがうということはその人の過去・現在・未来のことを想像することである。それはつまり自分の過去・現在・未来を考えることなのかもしれない。
宮崎市 谷口二郎 2018/6/14 毎日新聞鹿児島版掲載
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