築山のヒノキが大きくなり過ぎ、手にあまってある日、私の背丈ぐらいにばっさり切った。あれから数年、表皮が枯れたようになり、ぐらついていたので倒してみた。一皮むくと、きれいなつるつるっとした色白の肌色。のこぎりの切り口は赤味を帯びて、湯上がりの乙女のようだ。すっきりと細身になったヒノキがいとおしい。根っこの造形は捨てがたく低い鉢置きにする。
そう言えば、ヒノキに登る野良猫を何度か見たことがある。残りのヒノキは彼らの爪研ぎ用に提供しましょうか。 額の汗も心地よく、達成感で終えた作業でした。
霧島市 口町円子 2015/3/16 毎日新聞鹿児島版掲載
そう言えば、ヒノキに登る野良猫を何度か見たことがある。残りのヒノキは彼らの爪研ぎ用に提供しましょうか。 額の汗も心地よく、達成感で終えた作業でした。
霧島市 口町円子 2015/3/16 毎日新聞鹿児島版掲載
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