今年も自宅でのツバメの初見はあった。毎年顔見せにはくるのだが、ここ数年巣を掛けなくなった。新築1年目から軒下に営巣し、同じ巣で同じ季節に2度ヒナをかえした時もあった。冬場、雀がその巣で遊び、痛みがひどくなったように思えた。春先に残滓を全部落とした。新しくて丈夫できれいな巣を作ってくれるものと考えて。
その夏から、帰ってきても巣をかけなくなった。その場所に毎年飛んで来てくれるので、今年こそはといつも期待した。うるさい、汚いと思い、巣を落としたわけではない。またそこに、ヒナの姿を見てみたい。
いちき串木野市 新川宣史 2013/6/13 毎日新聞鹿児島版掲載
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