はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

一日一絵の便り

2013-06-17 22:24:34 | はがき随筆
 梅雨の季節を迎えると思い出す。東京で1人暮らしを始めた息子を励まそうと6月からの一日一絵の絵便り。その後、子から孫へと代わり12年が過ぎ、その数も約4500通を超えた。
 絵のモチーフは古里の四季(さつま町)に時々のかごっま弁を交えた絵便りです。息子は福岡育ち、孫たちは千葉育ちですが、ここにも故郷があるんだよ! と知らせることも大切かなと思い絵筆を握っています。この一日一絵、4人の孫たちが毎日待ちわびてくれていますが、長く続けることの楽しさを味わいつつ、今日は水の入った棚田の美しい風景を描いています。
  さつま町 小向井一成 2013/6/14 毎日新聞鹿児島版掲載

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