NHKの放送90年ドラマ「紅白が生まれた日」を見た。昭和20年大みそかの夜、ラジオから明るく「リンゴの唄」が流れた。
20年前、友人と渋谷・道玄坂の歌謡酒場に入ると、声のよく通る小柄な婦人が横に座った。一緒に歌ったが、歌唱力抜群で只者ではないと思ったら、歌手の並木路子さんだった。
舞台では目線をどこに置くか、聞いてみた。「非常口の標識を目印に左手から中央、右手へと客席を見て歌います」と。彼女は天国で放送を見て、「リンゴの唄」の作者、サトウハチローさん、万城目正さんと3人で、話が弾んでいることだろう。
鹿児島市 田中健一郎 2015/4/29 毎日新聞鹿児島版掲載
20年前、友人と渋谷・道玄坂の歌謡酒場に入ると、声のよく通る小柄な婦人が横に座った。一緒に歌ったが、歌唱力抜群で只者ではないと思ったら、歌手の並木路子さんだった。
舞台では目線をどこに置くか、聞いてみた。「非常口の標識を目印に左手から中央、右手へと客席を見て歌います」と。彼女は天国で放送を見て、「リンゴの唄」の作者、サトウハチローさん、万城目正さんと3人で、話が弾んでいることだろう。
鹿児島市 田中健一郎 2015/4/29 毎日新聞鹿児島版掲載
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