はがき随筆を書くにあたって、花や鳥のことをあまり知らない私は、だじゃれやギャグを交ぜてごまかしてきた。
ところが近ごろ、音信不通だった同級生たちの情報が入って来だした。聞くとどうも私の随筆を互いに電話で批評し合っているらしい。皆もう80歳は越したはずである。よっぽど暇なのか今では6人にもなった。これではめったなことは書けない、と構えると筆が進まない。
しかし考えてみると、親しいもの同士の赤い糸がつながってくるのだ。大切にしようと思う。友とはありがたいものだ、と気を取り直してペンを執った。
鹿児島市 野幸祐 2015/6/20 毎日新聞鹿児島版掲載
ところが近ごろ、音信不通だった同級生たちの情報が入って来だした。聞くとどうも私の随筆を互いに電話で批評し合っているらしい。皆もう80歳は越したはずである。よっぽど暇なのか今では6人にもなった。これではめったなことは書けない、と構えると筆が進まない。
しかし考えてみると、親しいもの同士の赤い糸がつながってくるのだ。大切にしようと思う。友とはありがたいものだ、と気を取り直してペンを執った。
鹿児島市 野幸祐 2015/6/20 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます