突然「ミャー」と猫の声。
黒猫が来てあおむけに寝ころがる。たまには足にすり寄ってくる……と、なかなかの甘え上手で憎めない。
きっと飼い猫に違いない。
毛つやもよくて観賞用にはもってこいの猫である。
おなかをすかしている様子もなく、悠々自適? それが飼い主でない人間ともうまく行くのかもしれない。
「クロちゃん」と声をかけてもらって、幸せな猫の生涯かもしれない。
時々、ふらっとやって来て無聊の慰めになるクロちゃん。この関係が続くといいね。
霧島市 口町円子(68) 2008/10/3 毎日新聞鹿児島版掲載
毛の長い猫でのどに毛玉がたまり度々吐き出し掃除が大変ですが、情が移り捨てるのはかわいそう,、、仕方なく飼っているといったところです。