干ばつの日々を越え、山茶花の下で、きっちりつぼみを持ち上げた彼岸花だよりに明け暮れた今年の彼岸。
気温の下がった日からコスモスがつぼみをもって反応し始めた。
「どうして分かったの? 鋭い感覚ね」と
言いながら花色を茎から類推して心待ちにしている私。
毎日、東風に噴煙で街は汚れてしまった。
あなたが花開く日まで大雨一過を願っている朝夕である。
今年も種をまいて芽が出て葉が出て、つぼみになる。
成長買い手をしっかり見守ってきた。
まさしく四季折々に感謝しながら。
次はマリーゴールドとコスモス、菊へ変わる楽しみ。
鹿児島市 東郷久子 2011/10/3 毎日新聞鹿児島版掲載
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