お山のご機嫌が悪く近づけない霧島にどうしても行きたくなった。夫婦の共通の趣味は山歩き。高齢者の事故多発に、更新したばかりでためらったが気持ちを優先した。巣立った子どもたちの「気をつけて」を背に2時間半で高千穂河原に着いた。
梅雨晴れの鹿が原へノリウツギの白い花と香りが道案内。高千穂を仰ぎ遅咲きのツツジと握手し可愛いカッコウやウグイスの声と緑の風の中を散策する。
山は魔法のように心身の凝りを解きほぐし元気にしてくれる不思議な所。山歩きは生きがいの一つ、思いがかなった。
運転できるっておりがたい。
鹿児島県薩摩川内市 田中由利子(78) 2019/8/15 毎日新聞鹿児島版掲載
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