博多祇園山笠の追い山の折り返し点は山笠発祥の地、承天寺。7月15日未明、参道に「おいさ、おいさ」の掛け声と友に先走り隊が粋な姿を見せた。観衆は大歓声で氏子を迎える。隊頭の住職への口上が終わるころ、勇壮な山笠が現れた。飾られた武者人形の表情とポーズに圧倒され、台上りのリーダーがうまく指示を出すのに感心する。観衆が舁き手に水をかけ、山笠と心を一つにして祭りを盛り上げる。興奮が続く中、七つの山笠は、772年の伝統のわざとホコリを余韻に残して走り去った。感動を共にした婿は来年、舁き手。櫛田神社で水をかけたい。
出水市 清田文雄 2012/8/20 毎日新聞鹿児島版掲載
出水市 清田文雄 2012/8/20 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます