日曜日の6時半。いつもは数珠つなぎになった車の横、30㌢の横ぶれも許されない狭い道路で歩行器を進めなくてはいけないのに、今朝は「あれ」と思うほど車の数もまばらで、風景までも違って見える。
深く澄んだ空と吹き渡る風はすっかり秋の色に変わっている。ご近所の庭の花々も露をふくんでいきいきと輝いている。
老いの活力となっている「はがき随筆」を託すポストさんとはすっかり仲良くなった。早朝から仕事に出る人たちで活気のあるコンビニの横にひっそりとたたずむポストさん、今日もよろしくね。
熊本市東区 黒田あや子(90) 2022.9.3 毎日新聞鹿児島版掲載
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