ウオーキングの途中、国道220号線沿いの垂水市浜平にある平和記念之碑に立ち寄った。刻まれている文字を読み進めると両親の名前が……。私の頭の中は「?」がいっぱい。ここは昔の海軍の跡地。戦禍で不自由な体となり、それを支えた妻たちをたたえ、平和を願い浄財で建てられたと記されている。
父は陸軍で傷痍軍人だった。銃弾を受けた右腕は左より一回り細く、夏でも半袖を着ることはなかった。戦争という共通性で陸軍、海軍の別なく、この地に建立されたのだろう。
亡き両親の名前を何回もなでて、また、歩き始めた。
垂水市 竹之内政子 2015/3/6 毎日新聞鹿児島版掲載
父は陸軍で傷痍軍人だった。銃弾を受けた右腕は左より一回り細く、夏でも半袖を着ることはなかった。戦争という共通性で陸軍、海軍の別なく、この地に建立されたのだろう。
亡き両親の名前を何回もなでて、また、歩き始めた。
垂水市 竹之内政子 2015/3/6 毎日新聞鹿児島版掲載
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