二十数年前、年をとったら都心の方が便利と考えて熊本市の中心部の水道町に引っ越した。すると同級生が「今度のあーたが家は黒鍬通りじゃなかと?」と言ったが私は知らなかった。「黒鍬ちゅうたら忍者たいね」とうれしくなって地図を見たらやはりそうだった。「私、くノ一のお隣と名乗ろ」「あーたは運動神経が鈍かけん無理」
黒鍬通りは土木に携わる人たちの住む所だったのだろう。でも昔忍者が住んでいたと思っている方が今も結構多い。このごろ海外でも忍者ブームだとか、ニュースを聞きながららちもないことを思い出した。
熊本市中央区 増永陽(68)2018/8/16 毎日新聞鹿児島版掲載
黒鍬通りは土木に携わる人たちの住む所だったのだろう。でも昔忍者が住んでいたと思っている方が今も結構多い。このごろ海外でも忍者ブームだとか、ニュースを聞きながららちもないことを思い出した。
熊本市中央区 増永陽(68)2018/8/16 毎日新聞鹿児島版掲載
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