「6月の花嫁」は幸せになれるといわれている。久しぶりの結婚式に心が和やかヨカアンベになった。結婚式のことを「ゴゼムケ」と言っていたが、方言も忘れ物となりつつある。「嫁と姑」で、こんなことわざもあった。「嫁とコエ(肥料)じょけはシイ(尻)を叩け」。コエじょけとは、堆肥を運ぶざるのこと。裏に土が付いて重くなるので時々棒でたたいて土を落とす。嫁は新婚当初はよいが、なれてくるとサボり癖がつく。だからコエじょけと同じようにケツを叩け、という意味である。今では考えられないことわざがあったものだ。
さつま町 小向井一成 2016/7/2 毎日新聞鹿児島版掲載
さつま町 小向井一成 2016/7/2 毎日新聞鹿児島版掲載
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