最近テレビで「めちゃくちゃ」と言う言葉を多く聴くようになった。「めちゃくちゃいい」「めちゃくちゃ旨い」などに使っている。本来の意味を辞書で見ると「物事が二度と元に戻せないように壊れる事」と書いてある。
私がテレビに向かって文句を言っていると、妻から「歳とって文句ばかり言っていると誰も面倒を見てくれなくなる」と注意された。表現は時代と共に変わるものだとも言われた。
新聞など活字では滅茶苦茶という使い方は見ないが、話し言葉では若い人が、無茶苦茶に使っている。日本の未来を憂えるのは歳の所為なのだろうか。
熊本県合志市 古城正巳(78) 2020/7/26 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます