「あー、やっぱりお家でお留守番しとけばよかったぁ」と言う5歳の娘。口が達者で怒らせると後が大変なのでなだめつつ歩く。「もう、疲れたあ。足が痛あい」。先ほどまで元気にクレーンゲームで遊んでいたのに自分に関係がないとすぐに疲れたと言う。「ばあばに頼まれていた物があったよ」と言うと「どこ!」と急に元気になり「これは私がばあばに渡すの」と良いとこ取り。私も母にこんなことを言ってたような気がしてきた。この子もいつか子どもができたら同じ思いをするのかな? とまだまだ先の未来が楽しみに思えた。
熊本市中央区 大藪小春(27) 2021.7/3 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます