散歩するぼくを必死に追ってくる子犬、降り切れず車で元に戻せばと帰宅すると、宝物が飛び込んできたような妻の笑顔である。遼太郎と命名。欠かせぬ存在になってゆく。縫いぐるみのように眠っていたかと思うと、靴を持ち出してかんでいる。そんな遼太郎にも予防接種の時が来る。犬種、生年月日となると困惑するしかない。
しかし心強いのは妻で、眉ひとつ動かさず柴犬と記入。花祭りの4月8日とした。時は流れ口の周辺には白髪が増え、すっかりおじさんになった遼太郎は、番犬を自覚しているのか、その役目を果たしている。
志布志市 若宮庸成 2017/4/14 毎日新聞鹿児島版掲載
しかし心強いのは妻で、眉ひとつ動かさず柴犬と記入。花祭りの4月8日とした。時は流れ口の周辺には白髪が増え、すっかりおじさんになった遼太郎は、番犬を自覚しているのか、その役目を果たしている。
志布志市 若宮庸成 2017/4/14 毎日新聞鹿児島版掲載
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