太平洋戦争末期の昭和19年、私の弟はI歳で、母の背におんぶされていた。出会った人が「男の子ですね。この子はレイテの花ですよ。立派に育てて下さい」と言われた。
ある日、母が5歳の私に、おもりをたのんで外出した。
心やすく預かったのですが、やがて空腹のため泣き出した。困り果てた私は、とっさに自分の右親指を弟の□に含めた。すると吸いつくように飲み始め、乳も出ないのにやがて泣き声はおさまりました。
64歳になった弟に話すと嫁や娘、他の人まで大爆笑です。弟よ、元気で長生きして下さい。
肝付町 鳥取部京子(69) 2009/5/8 毎日新聞鹿児島版掲載
ある日、母が5歳の私に、おもりをたのんで外出した。
心やすく預かったのですが、やがて空腹のため泣き出した。困り果てた私は、とっさに自分の右親指を弟の□に含めた。すると吸いつくように飲み始め、乳も出ないのにやがて泣き声はおさまりました。
64歳になった弟に話すと嫁や娘、他の人まで大爆笑です。弟よ、元気で長生きして下さい。
肝付町 鳥取部京子(69) 2009/5/8 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます