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皇帝ダリアの茎は根元で直径8ッほどに太く、下方の葉は80㌢以上に大きく広げ、開花が待ち遠しかった。 しかし、期待むなしく台風10号により無残にもへし折られた。辛うじて残った根元に土をかぶせ、翌年に期待した。なんと、それが1間ほどに伸び、昨年11月下旬には4輪の直径20㌢ほどの、皇帝の名に恥じない薄紫の上品な色合いの花を見事に咲かせた。諦めていた花に巡り合えた喜びと同時に、この花の強靭な生命力に驚いた。つぼみもいくつか見えるので、霜の降りない限り私のめげやすい心に活を入れてくれるだろう。
鹿児島県肝付町 吉井三男(79) 2021/1/23 毎日新聞鹿児島版掲載
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