梅雨の時期になると思い出す食べ物に、イワシのぬか床と一緒に炊いた「ぬか炊き」がある。ぬかが青魚の防腐、召集の役割もしてくれる。北九州の下町のソウルフード。イワシの旬のころは、家では週一くらい食卓に上った。肉よりも魚派の私の好物の一つだった。
先日、北九州のJR駅のお土産売り場で買い求めた。帰宅するなりパックを開けると、ぬかが魚の表面でけにしか付いてなかった。我が家では、イワシがぬか床の海を泳いているように、ぬかの量がたっぷりだった。少しがっかりしながらも、故郷の味覚を焼酎のあてにした。
鹿児島市 高橋誠 2017/6/27 毎日新聞鹿児島版掲載
先日、北九州のJR駅のお土産売り場で買い求めた。帰宅するなりパックを開けると、ぬかが魚の表面でけにしか付いてなかった。我が家では、イワシがぬか床の海を泳いているように、ぬかの量がたっぷりだった。少しがっかりしながらも、故郷の味覚を焼酎のあてにした。
鹿児島市 高橋誠 2017/6/27 毎日新聞鹿児島版掲載
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