大正3年1月12日「桜島噴火100周年記念」写真展を見た。三十数枚が展示され、大噴火の様が目に焼きついた。悲哀を物語る。
桜島の断面図のマップも珍しく、ガイドさんが丁寧に説明してくださり、会場は私1人。特に印象的なのは、島人の着の身着のまま裸足で避難する人、荷物を背負い、赤児をおんぶする女性、老若男女逃げ惑う人々の大惨事に、私は涙した。
桜島は神秘的で、今や噴煙は5000㍍に及ぶ。観光は世界的に有名。いつも灰と共にの暮らしは「住めば都」の夫の故郷の桜島。美しく壮大な桜島。
姶良市 堀美代子 2014/2/28 毎日新聞鹿児島版掲載
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