今日は夕方からFMラジオの番組取材でした。
可奈さんは、エッセイの原稿だけでなく、「おにぎりをもってきたぁ…」と
大きなクーラーボックスを担いでやってきました。
たかが、10分番組「心のメモ帖」の取材ですが、朗読から短いインタビュー、それを編集して贈呈用のCDを仕上げるまで、1時間以上かかります。
「今日は主人が留守で、一人で晩ご飯を食べるのが寂しかったから、一緒に食べてね」と、言う彼女の優しさが嬉しい…。
2つの番組を仕上げたのはなんと8時過ぎ、編集担当のOさんと三人で、美味しいお煮染めや大好きなラッキョウなどなど楽しく美味しくいただきました。
今まで3年間番組作りを続けていますが、こんなに「美味しい取材」は初めてでした。
時間に追われ、料理がおろそかになっている私を、可奈さんはお見通しだったようです。
「また、一品差し入れするからねぇ」と嬉しい言葉を残してお帰りになりました。
「ありがとう、可奈さーん」
わたくし、今では、もっぱら食べる人。
「料理はダメだから、ほかの事で頑張るね」
と言い訳しつつ、有り難く、図々しく頂いています。
野の風さんの生き方は素敵だなあ。尊敬してます。