小学生のころ、暑い夏の日にサツマイモの草取りをしていた時、畝に自生していた千生りほおずき。畑から消えてずいぶんたったころ、車で20分くらいの山の中腹にある牧場でそれを見つけた。この夏、久しぶりに行ってみた。朽ちかけた棚の外には何もなかった。
そしてこの秋、いとこの出水の畑で枝豆ちぎりの時、土手の周囲にうっそうと繁っているほおずきを目にした。私の中で「絶滅品種」になりかけていたそれがひっそりと息づいていた。2、3㌢の小さな実をつけて。
3株程もらい、わが家の雑草園の仲間入りをした。
薩摩川内市 馬場園征子(68) 2009/11/24 毎日新聞鹿児島版掲載
画像は馬場園さん提供
そしてこの秋、いとこの出水の畑で枝豆ちぎりの時、土手の周囲にうっそうと繁っているほおずきを目にした。私の中で「絶滅品種」になりかけていたそれがひっそりと息づいていた。2、3㌢の小さな実をつけて。
3株程もらい、わが家の雑草園の仲間入りをした。
薩摩川内市 馬場園征子(68) 2009/11/24 毎日新聞鹿児島版掲載
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