呉座勇一さんの「陰謀の日本中世史」を読みました。本能寺の変で知らなかった事、大変勉強になりました。信長と光秀の人となりが描かれて吸い込まれる面白さを感じました。いつの時代でも語り継がれるのは信長の心と同じものが私たちの中にあるからだと思います。事件の心髄は作家や歴史研究家の方々がいろんな角度から書かれています。本能寺で信長の死体は発見されなかったので生存説をとなえる人も出たとか。本能寺の変の11日後に光秀は秀吉から討たれてしまう。人生の縮図を見る感じがします。歴史は人生を教えてくれます。
熊本県八代市 相場和子(93) 2020/6/13 毎日新聞鹿児島版掲載
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