昨年の夏から引き続き手掛けていた甚平さん作り。今年は息子の娘、孫2人にと生地選びにはじまり、教本から型紙作りへと重い腰を上げ、やっとの思いで出来上がった。焦る私を尻目にミシンの調子は悪くなるわ、夜に縫おうとすると眠気が襲って来るわで大変。秋祭りに着てもらうしかないと気持ちだけが先走る。
どうにか縫い終え、即刻送った。翌日、お嫁さんからお礼の電話がきた。ただし「ひもがついてるけど左右のどちらが上?」という。「内側にひもがあるでしょう」と私。やっぱし現代っ子、さもありなん。
鹿屋市 中鶴裕子 2013/10/9 毎日新聞鹿児島版掲載
写真は中鶴さん提供
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