運転免許を更新した。年齢を考えると、更新か返納か悩んだが、更新を選んだ。
今の時点で、車のない生活は考えられなかった。特に亡夫の月命日のお参りだけは続けたい。亡夫の菩提寺は、郊外にあり、自宅からの交通のアクセスも悪く、車は必須である。
私にとって、車なしでは動きのとれない日常になっている。と言って、いつまで車のハンドルを握れるのだろう。そう思うと車との限られた時間が大切でいとしくてたまらない。
免許更新を機に、76歳の年齢を改めて自覚し、その重さをしっかりと背負い直した。
宮崎県延岡市 橋本京子(76) 2020/7/4 毎日新聞鹿児島版掲載
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