菅原道真は、本当に太宰府で亡くなったのだろうか。
確かめるため、東郷町の藤川天神の宮司に伺った。なんと幸運にも、公の自画像と伝えられる古い肖像画を見せていただいた。あせて、顔や目の輪郭もはっきりしないが本物のよう。さらに、西方となりの湯田口で、逃亡時に船をつないだという「船つなぎ石」も探し出した。道真愛用のすずりも、鹿児島市のM家にあるという。
ひょうとしたら、道真は藤川天神で死んだのかもしれない。
幼いころ「ここはどこの細道じゃ。天神さまの……」と歌った童謡が、なお謎めく。
出水市 小村 忍(65) 2008/10/11 毎日新聞鹿児島版掲載
写真は海太郎さん
確かめるため、東郷町の藤川天神の宮司に伺った。なんと幸運にも、公の自画像と伝えられる古い肖像画を見せていただいた。あせて、顔や目の輪郭もはっきりしないが本物のよう。さらに、西方となりの湯田口で、逃亡時に船をつないだという「船つなぎ石」も探し出した。道真愛用のすずりも、鹿児島市のM家にあるという。
ひょうとしたら、道真は藤川天神で死んだのかもしれない。
幼いころ「ここはどこの細道じゃ。天神さまの……」と歌った童謡が、なお謎めく。
出水市 小村 忍(65) 2008/10/11 毎日新聞鹿児島版掲載
写真は海太郎さん
秋の夜長に触れてみてください。