東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

「刺鍼の17手技」〜認識の技の修得とはいかにあるべきか〜

2015-05-14 06:00:00 | 鍼灸理論・東洋医学
 「刺鍼の17手技」について学びました。「陰陽五行論」を如何に学んで行くべきかの方向性が見えて来た様に思えます。

 昨日の鍼灸理論の授業で「単刺術、雀啄術、間歇術、屋漏術、回旋術、旋撚術、乱鍼術、随鍼術、置鍼術、振せん術、副刺激術、示指打法、内調術、管散術、細指術、鍼尖転移法、刺鍼転向法」の「刺鍼の17手技」について学びました。
 知識の習得と違って技の修得というものは名前や方法を知っているだけではダメで、その技を実際に使って治療が出来るレベルにまで創り上げて初めて技がものになったというべきものです。

 そういう技を修得するのはどういうことかとブログに書こうと考えていて、「陰陽五行論」を始めとしての実技にかかわる東洋医学・鍼灸の理論は、いわば認識の技なのであるから同じことなのではと思えました。

 どういうことかといえば、「陰陽五行論」を始めとする実技にかかわる東洋医学の理論も、知識として云々するだけでなくて、その理論を自身の血肉と化して、意識せずとも診断・治療に使えるレベルまで技化してはじめてものになったというべきではということです。

 そう考えると(理論的)実践家としての自身にとっての、「陰陽五行論」を始めとしての実践に関わる理論を如何に学ぶべきかの方向性も少し見えて来た様に思えます。

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