MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

人間はいかに運動すべきか?(プロローグ)〜四足体と二足体の乖離〜

2024-12-11 08:21:50 | 食・運動と睡眠は如何にあるべきか
 人間はいかに運動すべきか ? ということを、説いていきたい。年内にはアバウトな形ででも完結させたいものと思う。いつまでも先送りというわけにはいかないだろうから。

 さて、人間の運動体というものもまた、完成的に存在するものではなしに、(二重の)歴史性を持っている。

 ひとつには、個体発生としての、誕生からの、寝た状態と泣くこと、おっぱいを吸うこと(と排泄)が全てである時代から、抱かれて首がすわって、座る、四つ這い、立つ、歩く、おんぶに抱っこ、走る、泳ぐ、木に登る、体操、スポーツ、農作業、武術......本を読む、テレビを観る......といった運動体の発展として。

 もう一つは、<生命の歴史>としての、単細胞体からクラゲ体までの、(ほぼ)運動 = 代謝であった時代、魚類体としての、運動と代謝が相対的独立を果たした時代(ここが人間の運動体の直接の原点)、そこからの陸に上がっての両生類体、哺乳類体の四足の時代、次にサル体からヒト体しての、四足から二足になっていく時代、そして我々の、人間体としてのヒト体として創られたものを使っての二足の時代、という系統発生としての歴史性である。

 そしてこの二重の歴史を、我々。個々人は、その人なりに歩んで行って、その人なりの人間体として持っていくことで、現在の、健康で走り回ったり仕事をしたりということができる、あるいは不健康で、肩が凝る膝が痛いというような、様々な状態の人間体を持つということとなる。

 そのような二重三重の歴史を概観すると、立つことと歩くこと(の姿勢)が歪んでいってしまう、しまっていることが、現在の我々、日本人の、人間体が持つ問題であると思える。

 別言するならば、四足体から二足体へとつなぐ、「あるもの」が欠けているからの、四足体と二足体が乖離していってしまっているからの、様々な問題、異常から病へだと思える。

 それゆえ、四足と二足をつなぐもの、媒介するものを、主題としてまずは、説ていきたい。(続く)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日いち-2024年12月11日 | トップ | 今日いち-2024年12月12日 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mirapapa)
2024-12-11 13:35:33
奈良のみらパパです。
フォローしていただき、ありがとうございます♪
どうぞよろしくお付き合いください😊
返信する
Unknown (二天)
2024-12-11 15:04:26
@mirapapa こちらこそよろしくお願いいたします🙏
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。