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「股関節重心」と「お灸セルフケア」でコリ・痛みの無い身体に

コリと痛みの無い身体へと自身の身体を変えていくプロセスの記録とお灸セルフケアについて

「旧・東洋医学概論」まとめ(3)〜「目次」、全体像を描かせてくれるもの〜

2015-09-14 20:23:09 | 鍼灸理論・東洋医学
「目次」というものは、その書の全体像を描くためには大事なものと思えるので、大項目を拾っただけの簡単な「目次」であるが、紹介することにした。

「旧・東洋医学概論 目次」

第1章 基礎理論

1:東洋医学の起源と発展

2:陰陽五行論

第2章 東洋医学の人体の考え方

1:気血津液

2:五臓六腑(蔵象)

3:臓腑経絡論

第3章 東洋医学の疾病観

1:病因論

2:病理と病証

第4章 診断論

1:四診

2:証のたて方

第5章 治療論

1:総論および原則

2:治療法

3:他の東洋医学療法

ざっと見ると、基礎理論として「東洋医学の起源と発展」=歴史があり、東洋医学を裏から支える土台ともいうべき「陰陽五行論」を説き、そこから生理学、病理学そして診断論、治療論と、章立ては全く正当で論理的と思える。

この教科書には日本経絡学会が大きく関わっている。かつ、当時の日本経絡学会に属する人々は、マルクス主義にかぶれていた?と同僚の鍼灸師から聞かされたことがある。社会的背景として、それはありそうなことであるし、それならば、起源や歴史をしっかりと説こうとする態度や論理的な章立ても、納得させられるものがある。もしかしたらそのあたりのことが、自身が新版よりも旧版の「東洋医学概論」の教科書に馴染みやすさを感じる理由かもしれない。

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