「目次」というものは、その書の全体像を描くためには大事なものと思えるので、大項目を拾っただけの簡単な「目次」であるが、紹介することにした。
「旧・東洋医学概論 目次」
第1章 基礎理論
1:東洋医学の起源と発展
2:陰陽五行論
第2章 東洋医学の人体の考え方
1:気血津液
2:五臓六腑(蔵象)
3:臓腑経絡論
第3章 東洋医学の疾病観
1:病因論
2:病理と病証
第4章 診断論
1:四診
2:証のたて方
第5章 治療論
1:総論および原則
2:治療法
3:他の東洋医学療法
ざっと見ると、基礎理論として「東洋医学の起源と発展」=歴史があり、東洋医学を裏から支える土台ともいうべき「陰陽五行論」を説き、そこから生理学、病理学そして診断論、治療論と、章立ては全く正当で論理的と思える。
この教科書には日本経絡学会が大きく関わっている。かつ、当時の日本経絡学会に属する人々は、マルクス主義にかぶれていた?と同僚の鍼灸師から聞かされたことがある。社会的背景として、それはありそうなことであるし、それならば、起源や歴史をしっかりと説こうとする態度や論理的な章立ても、納得させられるものがある。もしかしたらそのあたりのことが、自身が新版よりも旧版の「東洋医学概論」の教科書に馴染みやすさを感じる理由かもしれない。
「旧・東洋医学概論 目次」
第1章 基礎理論
1:東洋医学の起源と発展
2:陰陽五行論
第2章 東洋医学の人体の考え方
1:気血津液
2:五臓六腑(蔵象)
3:臓腑経絡論
第3章 東洋医学の疾病観
1:病因論
2:病理と病証
第4章 診断論
1:四診
2:証のたて方
第5章 治療論
1:総論および原則
2:治療法
3:他の東洋医学療法
ざっと見ると、基礎理論として「東洋医学の起源と発展」=歴史があり、東洋医学を裏から支える土台ともいうべき「陰陽五行論」を説き、そこから生理学、病理学そして診断論、治療論と、章立ては全く正当で論理的と思える。
この教科書には日本経絡学会が大きく関わっている。かつ、当時の日本経絡学会に属する人々は、マルクス主義にかぶれていた?と同僚の鍼灸師から聞かされたことがある。社会的背景として、それはありそうなことであるし、それならば、起源や歴史をしっかりと説こうとする態度や論理的な章立ても、納得させられるものがある。もしかしたらそのあたりのことが、自身が新版よりも旧版の「東洋医学概論」の教科書に馴染みやすさを感じる理由かもしれない。