平成20年11月13日(木)
第230回『子育て教室』がありました。
今日のテーマは、これからクリスマス・年末・年始に向かって、プレゼントや
お年玉、また日頃の「お小遣い」の管理のあり方や、
「こづかい帳」や「貯金箱」「おてつだい」「アルバイト」の報酬や、
「切符制」の成功例や、シールを使った方法など、…先輩ママの知恵が
盛りだくさんに出てきました。
夫への「月々のサラリー」への心からの感謝の表現や、
家族の経済観念の育て方など… 多岐にわたって
「幼児期から感謝の心を育てる金銭教育」について、深く学びあいました。
アメリカ発の世界的な規模でのこの経済界が混乱を極めている昨今の現状を
考えながら、我が家の経済対策をお互いに情報交換し、無駄遣いせず
現代の本物の「良妻賢母」の在り方もさぐりました。
そして、折り目節目の冠婚葬祭は…やはり、心を込めて。
さて、明後日は「七五三」です。明日お天気がよい間にお宮参りなさるという
お宅もあるようです。
七五三はなぜ11月15日かというと…、
11月が旧暦の二十八宿の鬼宿(きしゅく)、
すなわち、鬼が外に出歩かないので最吉日であるからといい、
また俗説では、徳川綱吉の子、徳松がこの日に祝いをしたからともいいます。
しかし本来11月は農作業が終わって「霜月祭」を行うときにあたり、
15日は多くの祝祭日のある満月の日でしたから、
子どもの成長を氏神様に祈願する日として選ばれたとも、
また 7+5+3=15日とも言われています。
中国からの影響もあり、奇数が縁起のいい数と言われ、
1,3,5,7,9の内の最初と最後を取って「七五三」だとも言われ
他に
「三歳は言葉、五歳は知恵、七歳は歯を授かることを感謝する」
とも言われています。
最初は公家や武家の間だけで「七五三」は行われていましたが、
江戸時代になって町民の間に広がり、今のように寺社に参詣するように
なったのは、明治時代に東京から次第に地方に伝えられたらしい。
以下のように、男女でお祝いの年齢が異なりますが、最近は
その意味もよくわからないまま、数え年で祝ったり、満年齢でお参りに行ったり
地方によってもまちまちになってきている様子です。
髪置、袴着、帯解
3歳は男女両方、5歳は男の子、7歳は女の子をお祝いするのが七五三。
分かれているのにはそれぞれ意味があります。
まずは3歳。これは男女共に「髪置(かみおき)のお祝い」といいます。
昔は、3歳までは男女共に髪の毛を伸ばさないでそり続けていたそう。
理由は昔は頭髪から病気が入ると考えられていたとのことで、
子どもが病気にならないため。
3歳まで元気に成長したら、そこから髪の毛を伸ばす区切りとしたのです。
次に「袴着(はかまぎ)のお祝い」。
これは5歳の男の子が初めて袴を着るお祝いをするものです。
徳川5代将軍徳川綱吉の息子、徳松君の袴着のお祝いを
この日11月15日に行ったことから「七五三」が
この日になったともいわれています。
最後に「帯解(おびとき)のお祝い」。
これは女の子が7歳になった年のお祝いで、それまで紐で着ていた着物を
この時から帯を締めるように変えたのです。
昔はそれぞれ「数え年」で七五三をお祝いしていましたが、
現在は数えでお祝いする場合と実年齢でお祝いする場合と
両方のお祝いの仕方があります。
幼稚園では、子ども達が元気で長生きするようにお祈りし、
千歳飴の袋をそれぞれが手作りしました。
お誕生会の日に、お家へ持って帰りました。
丁寧にサインペンで工夫して描いていました。
保護者の皆様、いつも子どもたちのがんばりを褒めてくださっていますか?
まだ、褒め方が少なかったと思われる場合は
色の塗り方をしっかり褒めて新たな意欲を生み出すように
子どもたちに 笑顔で「言葉かけ」をお願いします。
もう一つの話題は…エコバッグです。もう既に、必ずお買い物には
持参している、と言う方もたくさんいらっしゃるようですが、
さて、皆様、先日来、幼稚園でもエコバッグがテーマでした。
園児が作ったエコバッグを持って帰ります。
お買い物に行く時には必ず使ってください!
(14日、作品展の作品を入れて持って帰ります。)
子どもたちの努力を認めて、
作品展の作品は
しっかり褒めて飾ってください。
エコバッグは、買い物時、レジ袋削減に協力し、永く ご愛用ください。
地球環境を守るための「四つの約束」も家族全員で協力し合って守って
「もったいない」「むだづかいしない」
を習慣づけましょう。