緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

フランス料理の現役最年少三ツ星シェフ岸田周三の挑戦

2008年02月06日 20時14分09秒 | 料理・食育・食材・ガーデニング

平成20年2月6日 (水)

節分 の日、東京は、たくさん雪が降ったそうです。

「立春」を迎えたのに、毎日、九州でも 雪が降りそうな寒さです。

この時期フランスには、

「Chandeleur(シャンドゥルー)」という(ろうそく祝別の日、2月2日)

カトリックのお祭りがあっ て、クレープを食べます。

                

ただ、クレープを食べるだけではなくて、片手にコインを 握ったまま、

フライパンのクレープをうまくひっくり返すことができたら、

その年を 無事に過ごせるのだとか。

             
さて、現役最年少の三ツ星シェフ岸田周三さんが、NHKテレビ

プロフェッショナル『仕事の流儀』に登場。

http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2008/02/post_011b.html

フランス料理の最前線の料理人、注目のシェフ。

腸詰とリンゴの出会い!そして、フォアグラ!

司会役の脳科学者茂木さんも納得の美味さ~うなる

研ぎ澄まされたピュアな味の絶品?!

 夢は本場パリでの修業だった。

26歳の時にパリへ。

最初は、お金が無いので切り詰めながら、働き口を探した。

小さなレストランを振り出しに、4つの店で学んだ。

三ツ星のパスカル・バルボの店で働き始め、2ヶ月目

初めて魚料理を任されたが、「こんなの客に出せない」と捨てられた。

師匠バルボが、焼くと 魚が美味しい!

「料理人はロボットではない。」

「素材と対話しろ!」

「昨日より今日。今日よりも明日。」

師バルボに言われて、岸田周三の挑戦の日々が…

今も続く。

自分にしか表現出来ないものを…

フレンチでは禁断の食材…本まぐろに挑戦中。

繊細な酸味と鉄分が特徴で、どう料理しても刺身には敵わない。

まぐろの旨みは…どうすれば引き出せるか?

タマネギと組み合わせてもダメ!

焼いてもダメ!

発酵食品のアンチョビとの組み合わせも味が濁りダメ!

師匠がパリから来日した。

師匠に タルト・ブダン・ノワールを試食して貰った。

孤独な戦いの34歳の若きシェフ岸田には、何よりの励ましになった。

カツオに似た白トリュフの味とまぐろの組み合わせにも挑戦。

それと京都の九条ネギとの組み合わせを試みた。

三つの初めての出会い!

味は良い。

が、これも、刺身よりも美味しいのか?

というとそれほどの納得はいかない。

だが、挫折はしない。

果敢に挑戦に次ぐ挑戦!

自分ならではのオリジナルを創る!

その目的に向かって、感動感激を求めて、燃えている!

                 

そう言えば、

娘が一昨年パリで知り合ったフランス人シェフが、

パリから昨年秋、東京にやって来て、

表参道ヒルズの斜め向かいのビル内4階に

10月にレストランをオープンした。

そのレストランの名前は、「ル・プレヴェール」。

ル・プレヴェールでも

日本でいうちょうど七草の時期にある、公現祭(Epiphanie)の 日

に食べるお菓子 「Galette de roi (ガレットデ ロワ)」

を出していたそうです。

「Chandeleur(シャンドゥルー)」のクレープも

どちらも季節の節目のお祭りを祝い

春を待つ気持ちは、万国共通ですね。

http://lepreverretokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/galette_des_roi_283d.html

季節感を大事にして、緑ヶ丘・第二幼稚園でも、

早速、節分明けに、

玄関ホール右手のコーナーにお雛様を出して飾りました。

どうぞ、ご覧ください。


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