2012年が明けました
おめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
山本 弘三
ご来場の皆様には、今年もまた蝶の写真にお付き合いくださいますようお願いいたします。
蝶なんてどうでもいいやという方は多いと思います。私もかつてはそうでした。子供のころも昆虫少年ではありませんでした。それがこの年になってどういう訳か蝶に嵌ってしまいかみさんからは「ええかげんにしい」と叱られ蔑まれながらも暇さえあればカメラを提げて野山へ出かけているこの頃です。毎日のように野山を歩いていると一般の人が経験することのできないような自然の営みに出会うことがあります。カメラはそのような瞬間を記録してくれますしネットはそれを世界中の人に見せることが出来ます(実際に見てくれる人は100人ばかりですが)。 内容やことの重要性からみれば子供が外で遊んで帰って「ねえねえ、おかあさん、こんなことがあったよ」ということとあまり大差のないことですから私のブログは右端のスクロールを上から下へするすると滑らせて見てくださったら結構です。そしてめったにないことかもしれませんが蝶のきれいな姿を上手くとらえた写真があった時にはちょっぴりでも拍手をしてください励みになります。
ということで、今年もばりばり撮りますのでよろしくお付き合いくださいますようお願いいたします。
昨年は蝶の飛ぶ姿を瞬間的にとらえたいと思いいろいろ工夫をしてみました。被写体が動いているのと全画面の中で蝶の占める割合が小さいためオートフォーカスではなかなかカメラが追いついて行きません。固定焦点でチャンスが来るのを待つ手もありますが思う方向に飛んでくれないのでチャンスはめったにありません。ということで連写につぐ連写で沢山撮った中からピントのあったものを探すしかありませんでした。アゲハの仲間のように大型でゆっくり飛ぶ蝶は飛翔も撮りやすいのですがシジミチョウとかセセリチョウなどはとても難しくて完璧なものはいくらもありませんでした。飛翔写真をなんとしても撮らなければならない蝶が多少いるのです。花や物にとまったときに絶対と言っていいほど羽を開かない蝶がいます。そんな蝶は飛んでいる姿を捉えない限り羽の表を撮ることはできないのです。昨年は羽の表を初めて写真に撮ることが出来て初めて見ることのできた蝶もいます。下手な鉄砲もあれだけたくさん撃つと少しは当たるようになるものです。飛翔写真を撮るコツも少しは分かって来たように思います。
今年は瞬間を少し伸ばして動画に挑戦してみようかと思っています。今でさえデータの量が多くてハードディスクが悲鳴を上げているのに動画になったらどうなるのでしょうね。
昨年の蝶を現在まとめていますがしばらくの間それを載せて行きますのでお付き合いください。ようやく5月の蝶が今日で終わります。
5月の蝶-3
5/17
ヒメウラナミジャノメ 飛翔
コミスジ
モンシロチョウ ♀
5/18
モンキアゲハ 海岸を飛ぶ
ダイミョウセセリ
ヒメウラナミジャノメ みかんの花から飛び立った
5/21
クロヒカゲ ♀
ゴマダラチョウ
5/24
サツマシジミ
ジャコウアゲハの卵
ジャコウアゲハの初齢幼虫
アサマイチモンジ
コミスジ
ヒメジャノメ
5/30
テングチョウ
アサギマダラ ♀
5/31
ゴマダラチョウ
クロヒカゲ ♂
ヒメジャノメ
コチャバネセセリ
ヒカゲチョウ
サトキマダラヒカゲ
ジャコウアゲハ ♀
アサギマダラ ♀
クロヒカゲ ♀