今日の柑橘
弓削瓢柑
この弓削瓢柑とは別に九州に瓢柑と言う縦長の柑橘がありました。瓢箪のように縦に長い形からそう呼ばれたのでしょうがおそらく国内で交雑してできた文旦の一種と考えられます。瓢柑は種が多く味もあまりよくないため広く普及することはありませんでした。弓削瓢柑は熊本県で生まれたものと考えられています。先に生まれた瓢柑に似ていたため、区別するため弓削瓢柑と呼ばれるようになりましたが、なぜ弓削なのかは不明です。歴史的な記録としては大正4年に長崎で開かれた柑橘の品評会へ熊本の阪本氏が出品したことが記録として残されています。その実を見た台北大学の田中長三郎先生が苗を台湾に持ち帰り研究したそうですが、その後再度その苗が日本に持ち帰られたため台湾の柑橘として「台湾白柚(タイワンペイユ)」と呼ばれたこともあったようです。昭和30年代ごろ一時期九州の一部で栽培が広まったことがあったようですが早い時期に販売したようで味がよくなくて消費者の人気にはならなかったようです。最近は遅くまで木にならせておいて初夏のころから食べると非常に美味しいことが分かり、栽培が少しずつ伸びています。生で食べても美味しいのですがマーマレードにすると素晴らしい味となり絶品です。
6月の蝶-3
6/09
ルリシジミ 雄と雌の羽の違いをよく見て下さい。雄は羽の縁の黒っぽいところが少なく、雌は黒い部分の幅が広いのが違いです。
雌
雄
モンシロチョウ
アオスジアゲハ
ヒメアカタテハ
アカタテハ
スジグロシロチョウ ♂ 雄が吸水に来たところを撮ってみました。
クロヒカゲ ♀ めったに羽を開かない蝶ですが暖かい日差しに開いて日光浴をしていました。
アゲハチョウ 1頭の雌を2頭の雄が追いかけていました。
チャバネセセリ
6/15
ホシミスジ
また 蝶ばかりで 申し訳ない。今夜はこれで・・・・・