曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

初詣

2012年01月04日 | 日記

今日の花

ヤブツバキ

サザンカ

綿花   初めて栽培しました。繊維の長いエジプト綿です。種のほしい方にははいくらでもありますので差し上げます。

ムラサキシキブ    今年は小鳥が少なくていろんな木の実がまだよく残っています。

 

 


 正月も2日と3日は比較的天気もよくごろ寝をするにはもったいない気がして2日には蝶を求めて山へ行き、3日にはカモメを撮りに海の方へ行ったみました。そして港から長尾八幡宮へ初詣に行き、更に地区の氏神様の岩屋権現にもお参りしとかないと正月らしくないので家にいったん帰り餅を持って山へ行きました。このパターンは昨年と同じでいやもっと前も同じようなもので「去年今年同じ暮らしを幾歳ぞ」という訳で平穏無事は良いことなのでしょう。

今日は少し風が強く寒々としていましたが日差しは結構暖かくてレモン畑の風影ではムラサキシジミが飛んでいました。今年の二番蝶です。

 

 


 

長尾八幡宮

 

参道わきのこの桜は2年前に私が植えさせていただいた桜ですが、しっかり根付いたようです。最も早く咲く寒桜で品種名は「ウスカンザクラ」と言います。平年ですと2月の初めごろから咲き始めて2月いっぱい花を楽しむことが出来る桜です。由来については以前紹介したことがありますので省略しますがこの寒桜を大島にある神社やお寺に植えさせていただいている所です。まだ葉が落ち切っていませんがもう一月もするとちらほらと咲き始めます。100年後にはその枝が参道を覆い尽くすことになるでしょう。

この奥に稲荷神社があります。その更に奥へ続く小道があってこの八幡宮の森を一回りできるようになっています。この神社は結構古い神社で今の宮司さんは28代目だそうです。この森はほとんどの木が照葉樹で立派な木ばかりです。私のお気に入りの森の一つです。蝶の生息との関連があるので信仰心はあまりありませんがよくここへ来ます。姿は見せませんが高い梢の中で小鳥の鳴き声が満ち満ちていました。照葉樹林の雰囲気を味わって下さい。

春になると毎年ここへミカドアゲハを探しに来ます。その度に思うのは、トトロのように風に乗ってこの大きな森の上を飛べたらなあと。

この神社は背後に源明山を望むように建てられています。昔は気が付かなかったのですが何か意味のあることなのでしょう。

 

 

 


 

岩屋権現

 嵩山の7合目あたりにあって火山性の巨大な岩の洞窟に祠があって私の住む塩宇地区の氏神様です。正月にはお参りして餅を焼くのが習わしです。正月の一日から五日まで餅を焼くための火を絶やさないようにします。

参道

私が着いたのは4時過ぎていたのでもう誰もお参りしていませんでした。

ここで焼いた餅を食べるとその年は無病息災で過ごせると言われています。

帰る前に地区の役員さん達が登って来ました。

 

 

 


 

ムラサキシジミ ♀

1月4日 の蝶

気温はそれほど高くなかったのですが活発に飛んでいました。