曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ベニシジミの若齢幼虫

2012年01月30日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

八朔

ハッサクは馴染みのある柑橘ですがこの頃は生産量が落ちています。好みが分かれる柑橘で好きな人は大好きですが食べるのが面倒だからと多くの人から敬遠されています。3月ごろまで木にならせておくと甘みも強くなり美味しいのですが寒さの心配や落果の心配があるので早取りする農家が多いのは残念です。

ハッサクは1860年ごろ広島の因島で恵日山浄土寺の境内に偶発実生として生えたものです。文旦類とみかん類の交雑ではないかと推測されています。明治時代以降まず広島で広まり、戦後は和歌山をはじめ全国に広がりました。

 


 今日は昨日より少し寒くて飛んでいる蝶はいませんでした。一月の初めからベニシジミの観察をしていますので今日も卵に異変はないか観察に行ってきました。今まで見つけた幼虫はみんな3齢くらいの大きい幼虫でしたが今日は初齢の大きいのかまたは2齢になったばかりくらいのとても小さい幼虫を見つけました。

 蝶の幼虫の生態など少しマニアックすぎて面白くないかもしれませんがこんな世界もあるということでご覧になって下さい。動画の撮影練習を今日もやっていますが、マクロで微細な所を撮るのは手持ちではとても難しいことがよく分かりました。幼虫は2mmから3mmくらいです。


ベニシジミの幼虫

餌のスイバをかじっています。毛の生え方から見て2齢かもしれません。

私が側に来たのを感ずいたようで食べるのをやめました。

 

ベニシジミの若齢幼虫

 

 家の中で飼育している幼虫

かじっています。

 

ベニシジミの幼虫

 

1月の初めに産み付けられた卵はまだ孵化していません。


 

家の中においてあるスイバ。 この中には少なくとも5、6匹は幼虫がいるはずです。3月の初めにはベニシジミの成虫が出てくるでしょう。

 


今日のミュージック