曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

Clementine クレメンティンにつてい

2012年01月16日 | 日記

今日の柑橘

Clementina de Nules  クレメンティン・ド・ヌーレス

スペインのみかん

 


 

 今日ブログを開いてみてびっくりしました。普段よりアクセス数がかなり多いのです。なぜだろうと思って、検索キーワードを見るとクレメンティンの検索がいっぱい入っていました。理由はすぐに分かりました。昨日の朝6時15分からNHKの番組で佐賀県の田島さんがクレメンティンで仲間と町興しをしていることを紹介していたのです。事前に彼から知らされていたので録画して私も番組を見ましたが私のブログへアクセスがあるとは思いもしなかったことです。この番組に合わせて「今日の柑橘」でクレメンティンを紹介しようと思ったわけではないのですがたまたま数日前にクレメンティンの紹介をしたので引っかかったのでした。でもせっかくクレメンティンのことを知りたい人がたくさんいるのなら今夜もう一度クレメンティンの紹介をさせていただこうかなと考えています。

 

 


 

 クレメンティンの由来から詳しく書くと、この品種はアルジェリアでみかんの実生から発生した、地中海マンダリンと言う品種の雑種と考えられています。この品種を育成したのがクレメント神父と言う方でこの人の名にちなんでクレメンティンと呼ばれるようになったそうです。産地としては原産地のアルジェリアをはじめモロッコ・スペイン・イタリア・イスラエルなど地中海に面した国々とカリフォルニアなどで栽培されています。日本では温州みかんが主流で栽培されていて時期が重なるためこの品種は導入されませんでした。また、南半球でも栽培が広がって6月ごろ日本にも輸入されるようになりました。最初にできたクレメンティンは種が多く含まれていて食べにくかったのですが、スペインでクレメンティン・ド・ヌーレスと言う無核の品種が枝変わりとして発見されて一気に生産量が伸びました。私もスペインで食べたクレメンティンの味が忘れられず数年前から栽培を始めました。日本にもあってもよい品種だと考えたからです。

数年前の写真ですがスペインのクレメンティン産業のことを部分的なことですが紹介します。

 


 

クレメンティンのなっている姿

 

スペインの柑橘栽培地帯

葡萄畑   スペインはワインもたくさん作っています。

 


 

スペインの柑橘生産の中心地バレンシアの街中にはいたるところオレンジなどの木が植えられています。


夜のバレンシア   オレンジの街路樹

 

 

 


 

クレメンティンの選果場(バレンシアにある) 日本のみかんの選果場と似ています。

 


 

お店(公設市場のようなもの)でどのように売られているか紹介します。ヴァルセロナの市場です。


クレメンティナClementinaと書かれています。


トロピカルフルーツも種類が豊富です

 

野菜コーナーです

 

お魚屋

 

 


 

ここからは余分です。クレメンティンとは関係ありません。

 

 


バレンシアは古い町です。

 

15世紀にできた古い教会

 

 


 

ヴァルセロナはスペイン第2の町です。

サグラダ・ファミリアは急ピッチで完成を急いでいます。