WAKKUN先生の4回目授業は、長い紙に墨で絵を描きました。
前回は大きな紙に何も考えず思いっきり描いてみましたが、今回は長い紙ですので一枚の中で構成を考えながら描いてみます。
これは次回の課題(集印帳を使ってじゃばら本を作る)その練習にもなります。
集印帳は一枚ずつページをめくることも出来ますが、広げると一枚の長い紙になりますので、絵が繋がって一つのストーリーになるといいですね。
まず、WAKKUN先生が見本を描いてくださりました。
こちらは横書きです。
もう一枚描いてくださりました。
こちらは縦書きです。
薄い墨汁の上に濃い色の墨汁を重ねて一つの絵を描かれています。
「家来の一人もいない王様」
人はそれぞれが主人公であるという、WAKKUN先生がよくこのタイトルで展覧会もされています。
では、皆さんも描いてみましょう。
構成を考えて描くのは難しかったようでしたが、普段の生活の中でのことを描かれている方が多かったです。
文字を書いて、その上に絵を上手く載せている方もおられました。
最後にWAKKUN先生から、
「その時の空気が絵の中に宿っていたらいい。それは、表現することの大事なことです」
と、アドバイスをいただきました。
次回は3月16日(水)WAKKUN先生の最後の授業です。
じゃばら本は出来るところまで作ってきてください。
テーマ・画材は自由です。
みんなそれぞれの作品を楽しみにしています!