絵話塾だより

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2019年2月16日(土)イラストレベルアップコース・サタケシュンスケ先生の授業内容

2019-02-16 21:16:49 | イラストレベルアップコース
今日のサタケシュンスケ先生の授業は「ポートフォリオについて」です。



イラストレーターとして活動する上で作品ファイルとWEBサイトは、どちらも必要不可欠なものといっても過言ではないのでは。
どちらも目的は「作品を見てもらう」ことですが、「何をどう見せるか」を考える必要があります。

①作品ファイル
作品はウェブサイトで見てもらえることが多くなったとはいえ、まだまだ紙のポートフォリオが必要な場面はあります。
人を介して紹介してもらう際などには、手に取って見てもらえる強みもあります。

・営業用のファイルは簡素で薄くて良い。
限られた時間の中で見せる作品数が多すぎると
結局ひとつひとつの印象が薄れてしまいます。
今、見てもらいたいものだけを厳選しましょう。
・力作をまとめて渡すより、新作をこまめに渡す方が
効果的。

実際のサタケ先生の作品ファイルの構成を見せていただきました。
表紙→プロフィール→オリジナル作品→仕事作品
1ページに1枚ではなく、1ページに1複数作品を入れて
ある程度シリーズで見せています。



そして、過去、フリーランスになる前のファイルも見せていただきました。今のファイルと何が違うのか。
その違いに、お仕事に繋がる大きなヒントがありました。



②ウェブサイト
サタケ先生のお仕事は、今や9割以上がウェブ経由での依頼。

・作品ファイルとは違い、掲載量に制限がない。
とはいえ、あまりに無作為に載せるべきではない。
あまりに古いもの、得意でないもの、自分で納得
していないものは省きましょう。
・ジャンル分けやタグ付けで検索性を高める。
・関連する情報ページへの誘導リンク
などなど、書ききれないほど、様々な工夫を教えていただきました。実際のサイト作りに活かしたいですね。



そして、残り30分で手を動かすワークショップの時間です。



「記憶を頼りに絵を描いてみましょう」
お題
・「パンダ」体のどこが白と黒か?
・「レッサーパンダ、アライグマ、たぬき を
描き分けられますか?」



資料を見れば描けるけど、その資料が間違ってることもあるし、自分の思っていることが間違っていることもあります。
自分の記憶が曖昧だということを自覚するためのワークショップでした。



みなさん、苦戦していましたが、資料について考える、良い機会になりました。

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