絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2021年4月4日(日)絵本ゆっくりコース・土井章史先生の授業内容

2021-04-04 19:13:44 | 絵本ゆっくり塾
本日は絵本編集者の土井章史先生の授業です。

はじめに絵本についてのお話から。
ターゲットとの主となる4~6歳は、キャラクターを理解して感情移入する年齢。
それぞれに「ストーリー(おはなし)」の世界に入っていけるようになります。

 

絵本を作るなら、5・6才の頃の自分の気持ちを、自分の中に持っていてほしい。
絵本作家になりたい人は、ハングリー精神はいらない、ただ絵本を楽しむという気持ちが大事です。


それでは、みなさんのダミー本を見ていきましょう。
土井さん自ら、その場でコメントもつけていきながら読んでくださいます。



まずは、人前で見せるラフは見やすく!
文章はひらがなかカタカナの分かち書きが基本です。



・できるだけ見開きで考えて進める。
・子どもは心と体が直結している→頭で考えず体全部で感じて考える。
・子どもの「からだ感覚」にうったえる。わくわくドキドキする「キレ」が大事。
・絵本は絵と文のかけひき。絵で分かるところは文章をけずる。→わかりやすさは面白さにつながる。
・(何でもありになってしまうので)なるべく夢オチや魔法はさける。現実の世界で突き進んが方が面白い。
・重要なことは、絵本のストーリーに体ごと入っていくこと。
・話の展開が早いとイメージしにくい。
・子どもの喜びは結果よりもそれまでの経過が知りたい。
 例えば、トランプの勝ち負けよりも、遊んでる最中が面白い。



ギャグとユーモアの違いや、素材とアイデアからの開放感が大切だということを、教えていただきました。
編集者の視点でみなさんの作品を分析していただき、貴重な時間になりました。

*4月・春のわくわくガイダンス

・4月11日(日)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月17日(土)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月29日(木祝) ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00

なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
こちらのメールフォーム からお願いします。


よろしくお願いいたします。

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