2022年1月26日（水）絵本わくわくコース・はやしますみ先生の授業内容

はやしますみ先生の2回目の授業は、ダミー本の発表でした。

前回に出た課題、「絵本のラフを描いてくる」の発表です。
1人ずつ前に出て発表していきます。



それを聞いて、感想を書き、最後に本人に渡します。

感想を書くルールがあります。
・その作品の良いところを発見しよう！
　（作者は何をしたかったのか、意図するところ、純粋に面白かったところ）
・ネガティブなことは、できたら書かない。
　言うなら、その倍は褒めて！
・作者が気づかないような魅力を見つけられるよう聞く

感想を書く勉強にもなります。

では発表していきましょう。

　　　

ひとりひとりにはやし先生がアドバイスしてくださいます。


・悲しい・寂しい・感動するという言葉を直接的な感情で表すのではなく、自然と感じられる何か別の言葉だとストーリーに入りやすい
・非現実の世界に入る時は、入り口・出口に何か必要な出来事が起こる方が分かりやすい
・ストーリーが伝わる構図にする



本日はお子さんがいらしたので、子どもの反応が一番のアドバイスです。
今日は最強の先生がいてラッキーでしたね。

それぞれが書いた感想を作者に渡します。
もらった感想にばらつきがあると、伝えたいことがまとまっていないことになりますので、
もう一度練り直した方がいいですね。



最後に、絵の動き（視点の移動）を写し取るワークの仕方について教えていただきます。

絵本をよく見ると、進行方向に絵が進んでいます。
寂しい場面の構図や、迫力ある構図がどうなっているのか観察してみましょう。



目の視線がどう動いているのかを、絵を写し取って発見しましょう。



絵に動きがあると飽きない絵になります。
それぞれの絵本には、作者の工夫があります。
素敵な絵の秘密を探る、素晴らしいワークです！

　


次回のはやし先生の授業は4月6日です。
それまでに、今日発表した絵本のダミーを “煮詰めてくる” という課題が出ました。
冬休みがありますので、じっくり作っていってくださいね！

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