絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2023年3月4日(土)イラストレベルアップコース・山内庸資先生の授業内容

2023-03-11 15:35:00 | イラストレベルアップコース

今日は山内庸資先生の3回目の授業です。

今回の授業のテーマは、
「自分のイラストの良さ・強さ」です。

「イラストの良さ・強さ」は、絵に対する技量がある、ということだけではなく、色彩感覚や時代性(流れ)に沿っている、等様々なことが考えられます。
自分の「イラストの良さ・強さ」を常に考えて、イラストにアウトプットしていくことが大切です。

山内先生は、ご自身の「イラストの良さ・強さ」として「モノクロ・シンプルなので、本屋さんでも目立ちやすい」「人物や動物のキャラクターにクスッとしたユーモアが感じられる」「人物イラストに分かりやすさがある」ところではないかと考えられています。
そうした「イラストの良さ・強さ」があることによって、色んな方の目にとまって、次のお仕事に繋がるのではないか、とお話をされました。

 

「では皆さんもご自身の『イラストの良さ・強さ』について書き出してみましょう」

日頃、自分の絵についてどこまで考えているかということも重要です。実際にイラストレーターとして続けていらっしゃる方は、頭で考えるだけでなく、言葉にしていくことで絵が上手くなり、息長く活躍されています。

では、「イラストの良さ・強さ」が書けた人から、皆さんにイラストを見せつつ発表です。

・女性の表情が描ける
・色使いと密度(沖縄の紅型を意識している)
・好きなものに囲まれているような家具や雑貨が描ける
・余白があるイラストが描ける
・大胆でライブ感がある

それぞれの発表のあと
「画材や大きさを変えて描いてみたら印象が変わりそう」
「漫画にしてみては?」
「建物シリーズのイラストを増やしてみよう」
「5~6頭身に絞って新しいイラストにチャレンジしてみよう」
「営業の相談に乗ります」
など、先生から1人ずつにアドバイスがありました。
また、生徒の皆さん同士、それぞれの「イラストの良さ・強さ」を活かしたSNSでの発信方法や営業方法についても情報共有していましたよ。

全員の発表が終わったあと、今日の授業を踏まえて、次回までに書籍のカバーを描くという宿題が出ました。
皆さんの「イラストの良さ・強さ」を活かして仕上げてきてくださいね。

では次の授業までアディオス!

 

 

●ガイダンス(説明会)のお知らせです。

絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。

2023年

3月12日(日)p.m6:00~

3月21日(火祝)p.m2:00〜  p.m5:00〜

3月25日(土)p.m2:00~

3月26日(日)p.m2:00~ p.m6:00~

 

詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 


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2023年2月4日(土)ドローイングクラス・イヌイマサノリ先生の授業内容

2023-03-11 15:23:23 | ドローイングクラス

今日4回目のドローイングクラスは、神戸空港でのスケッチです。
空港ってなんだかワクワクします。イヌイ先生も早くから来て、もう何枚かスケッチしていました。

まずはロビーに集合して、イヌイ先生から今日のドローイングのポイントについて、お話を聞きます。
飛行機は大きいので、遠近の差が大きくて描くのがたいへんですが、あまりパース(遠近法)は意識せず、最後まで描き切ることが大切です。迷いなくやりきってください。
飛行機ばかりではなく、風景やお店、お客さんなど、他にもモチーフになるものがたくさんあるので、いろいろ目を向けてみましょう。
それでは移動して、ロケハン開始です。
3階のスカイコートからは、ガラス越しに間近で飛行機が見ることができます。椅子やテーブルもあって、空港の雰囲気を味わいながら、スケッチをするには最適な環境です。吹き抜けから、2階を見下ろして描いても面白そうですね。
屋上展望デッキからは空港全体が見渡せて、屋外で風や音を感じながら描くことができます。今日は日差しも暖かで、気持ちよく描けそうです。
さらに階段を上がったところに、屋根裏部屋のようなギャラリースペースがあって、滑走路を臨んだ大きな窓の前には大きな机もあり、静かな場所でゆったり描くのも良いですね。
生徒の皆さんは、それぞれ描きたい場所を見つけてどんどん描いていきます。ピンときたモチーフを見つけては、いろいろ試しながら、楽しんで描いているようです。



3時間たっぷり描いた後は、イヌイ先生の講評です。
一人ひとり過去の絵と見比べながら、魅力的に見える描画材や、それぞれに合った表現の仕方について、より絞り込んだ細かいアドバイスをもらいます。
描画材は、強弱のつけやすい鉛筆だったり、細く一定の線が引けるペンだったり、はたまたインク溜まりのできるペンだったり。また、線画の表現も良いけれど、色面の表現がより向いているなど…。毎回、新しい発見があります。

それぞれの色使いが徐々にできてきました。普段から描いていろいろ試している人は、色数も定まってこなれてきましたね。
次は、エスキース(下絵)ではなく、一枚絵としても飾れる絵にしていきたいですね。見せ場やポイントを作って、ストーリー性を持たせます。
パッと見た時に、構図や描き方で、目のつくところを作ってみましょう。
構図は、切り取り方を冒険したり、いつもと違ったことをしてみるなど、どう持っていったらよくなるか探っていきましょう。
描き方では、全部を頑張って描くのではなく、描きこむものと、描き込まないところ、描かないものを絞りましょう。

イヌイ先生のドローイング

ドローイングコースは月1回ですが、普段から絵を描かない人も、前日などに前もって1時間くらい描いてウォーミングアップしておくと、当日もっと楽しく描けると思いますよ。
イヌイ先生は今日はこのまま、ここ神戸空港から飛行機に乗って帰ります。
次回は、1ヶ月後に神戸どうぶつ王国で会いましょう!
アディオス!


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お待ちしています。

2023年

3月12日(日)p.m6:00~

3月21日(火祝)p.m2:00〜  p.m5:00〜

3月25日(土)p.m2:00~

3月26日(日)p.m2:00~ p.m6:00~

 

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