本日の授業は、ゲスト講師のきたむらさとしさんです。
きたむらさんは1979年にイギリスへ渡り、イギリスで絵本作家デビューされ、その後30年間にわたってイギリスを拠点に活動、2018年からは神戸市に活動拠点を移されました。
本日は紙芝居のワークショップをします。
まずは、なぞなぞ紙芝居で教室の空気を和ませていただきました。
「これは、何でしょう?」
「うさぎ!」大きな声で答えます。
紙芝居はリズムよく次の場面に展開が出来るので、見ている側も楽しいですね。
今回は、きたむらさんの紙芝居舞台を使って発表しますので、
皆さんには、紙芝居舞台の大きさに合わせて準備していただいていました。
それでは続きを制作していきましょう。
本日は、編集者の松田素子さんも来てくださっていますので、相談したりアドバイスをいただきながら進めていきました。
紙芝居が難しい方は、顔の大きさに切り取って、変身パネルを作ってもいいですよ。
自分が変身したい服装や髪型にチャレンジてみましょう。
では、紙芝居の発表を始めましょう。
カーテンが開く舞台が、始まるワクワク感を高めてくれます。
発表後は、きたむらさんと松田さんからアドバイスをいただきます。
・絵本は絵で読むことが出来るので、一場面で説明できる絵だといいですね。
・気持ちを昂らせて落とす。「あー、面白かった」と思わせること。
中途半端で終わるともったいないです。
・話はあれもこれも欲張らず、一つに絞る。
自分は何をしたかったのか、一番伝えかったことを伝えることが大事。
皆さんの発表が終わった後に、きたむらさんの巻紙芝居を見せていただきました。
後ろからライトをかざして、星空が見えるような仕掛けになっています。
感動的な紙芝居でした。
最後に質問に答えていただきました。
出版したいのですがどうしたらいいですか?という質問に対して、
自分でどうしたらいいかを考えてみてください。
今は持ち込みで見ていただける出版社は少ないので、
SNSを使って発信していると、出版社から連絡があるかもしれません。
まずは諦めないこと。夢を掴む握力より、次へ繋げる握力の方が大変です。と 松田素子さんからのアドバイスをいただき、きたむらさんからは、イギリスでデビューした時の話を聞かせていただきました。
絵本は一つのアイデアでは出来ないです。
発想はどこから出てくるのか分からないので、何でも気になること思いついたことはメモっておくといいでしょう。
いたずら書きで描いたイラストが、いいね!となって、キャラクターに発展することもあります。また昔にメモっていたことが、今になって活きてくることもありますよ。
きたむらさんが経験したことをお話ししてくださいました。
授業が終わってもアドバイスいただけたり、絵本作家を目指す上でたくさんの気づきがある授業でした。
参加した皆さんは、目をキラキラさせて満足げに帰られました。
松田素子さんは「絵本レベルアップコース」で講師をしてくださっています。
「絵本レベルアップコース」は来期の募集が始まっています。
ご興味のある方は、お問い合わせくださいね。
よろしくお願いいたします。
●ガイダンス(説明会)のお知らせです。
絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。
お待ちしています。
3月21日(火祝)p.m2:00〜 p.m5:00〜
3月25日(土)p.m2:00~
3月26日(日)p.m2:00~ p.m6:00~
詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。