絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

絵話塾21期生募集開始! 生徒募集を開始しました。

2023-12-05 18:58:53 | 絵話塾からのお知らせ

絵話塾21期生募集開始!
生徒募集を開始しました。


2024年1月31日までにお申込みされた方には、素敵なプレゼントをご用意しております。

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。


また下記の日程でガイダンス(説明会)を行います。
興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

ガイダンスの参加者は、各回5名まで。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

1月13日(土)11:00〜 
  14日(日)18:00〜 
  20日(土)11:00〜 
  21日(日)11:00〜 
  27日(土)11:00〜 
  28日(土)11:00〜

  ……………………………………………………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807
……………………………………………………………………………………………………


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年12月2日(土)イラストレベルアップコース・山内庸資先生の授業内容

2023-12-05 18:33:35 | イラストレベルアップコース


今日はイラストレベルアップコース、イラストレーター山内庸資先生の授業です。 

 今回の授業の前半は「イラストの料金について」、後半は「人物の頭身を描き分ける」をテーマに授業を行います。 

 

 前半は「イラストの料金について」です。   

書籍の表紙やカット、ポスター、ロゴデザインのイラストなど、授業内ではそれぞれの単価について、具体的にいくらか、細かく教えて頂きました。 

また、皆さんからも「著作権を譲渡する場合は?」「絵本やゲームのイラストは?」など料金について次々と質問が挙がりました。   

 

受講された皆さんは、今後、お仕事が来て料金で悩んだ時にも相談に乗りますよ、と先生から心強いお言葉も頂きました。授業を受けることで、困った時に相談に乗ってもらえる環境が出来るというのは嬉しいですね。   

 

後半は、「人物の頭身を描き分ける」です。 

イラストのお仕事の7割は「人物」のイラストです。 

山内先生の描かれた頭身のイラスト

 

人物のイラストは、①2~3頭身 ②4~5頭身 ③6~8頭身 の3パターンの描き分けが出来るとお仕事の幅が広がります。   

また、人物を描くにあたって、自分はどういう絵が描きたいのか、どういうイラストレーターや作家などに影響を受けたのか、掘り下げていくことも大切です。 

「まずは、自分がどういうイラストレーターや作家にどう影響を受けているか言語化していきましょう。誰を参考にして描いたか、3パターンの頭身をどう描き分けたのか発表してください」 

 

少し時間をとって、絵を描き終えたら講評です。   

 

・単純に手足を伸ばしただけではなく、顔の描き方に差異が出来るともっと分かりやすいです。 

・参考にしたイラストレーターのことを漠然と好き、ではなく、線や形が好き、この線はどうやって描かれているの かな?など、言語化が出来ると、更に研究心が出て、自分の絵に反映されていきます。 

・描き分けをしてみて、自分が何頭身を描くのが向いているか、が分かるということも大切です。   

 

全員のイラストを見て、先生が1人1人にアドバイスを伝えます。   

 

「自分が影響を受けた人について調べて、自分のフィルターを通して、どうアウトプットするのか。 

今回の授業内にとどまらず、それを考えて描くことを習慣化していくことで、イラストの精度が上がりますので継続して行って欲しいと思います」という先生からのコメントで授業が締めくくられました。   

 

先生から宿題を出された方は、またいつでも良いので先生に見せて下さいね。楽しみにしています。では次の授業でお会いしましょう!チャオ! 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年11月18日(土)ドローイングクラス・イヌイマサノリ先生の授業内容

2023-12-05 16:44:15 | ドローイングクラス

今日は、前回描いたクロッキーの要領で、今度は順番にみんながモデルになっていきます。

4~5分間2人一組で、立ったり座ったり、楽で面白いポーズをとってくださいね。 皆さんでモデル役を順に入れ替わりながら、どんどん描いていきます。 実物を見て描くのは、好きな角度を選べるので、自由度が高いですね。 良いウォーミングアップになりましたか。

では、外にでましょう! ちょっと寒いですが、雨も止んだし、せっかくなのでメリケンパークに行きましょう! 暖かくしてくださいね。

生徒さん同士仲良くおしゃべりしながら歩いていると、あっという間に到着。本当に近いですね。

では1時間半後に集合、いっぱい描きましょう。寒くなったら建物の中で描いたり、先に帰って教室で描いてもいいですよ。

ずっと改修工事中でシートを被っていたポートタワーも、足場が外され久しぶりに姿を現しました。先生も、まずはこのポートタワーから描いています。

この日はドッグフェアをやっていて、お店のテントやキッチンカー、ワンちゃんたちでいっぱいでした。

皆さんそれぞれに、描きたいものを見つけて、移動しながら描いていました。

神戸らしいものを描く人、日常のワンシーンを選ぶ人… 一人ひとり違ったモチーフの選び方、切り取り方が面白いですね。

 

4時、暖かい教室に戻ってきました。

初めに、イヌイ先生が描いたスケッチを見せてもらいます。

僕は、こんな所を書きました。手がかじかんだけど、この辺りを描くのは久しぶりで面白かったですね。

それでは皆さんの作品を見ていきましょう。家で描いてきた絵も併せて見せてくださいね。

ここからは、イヌイ先生が一人ひとり、じっくり時間をかけて講評していきます。

今回の講評の中から、ポイントを絞って紹介します。 レイアウト・構図について ・全部を同じテンションで描くのではなく、見せたい所を見せるように、描く所と描かないところの差を つけましょう。

・パッとみて目に入ってくる所をしっかり描き、限られた時間内で、見やすく整理しましょう。  地面はどこにあるのか、切るか、入れるかを決めましょう。

・人だかりなどで見えにくい所も、ふわっとさせずに、描いてあげるだけでも安心感ができます。  絵として紙全体をどう使うか、縦横でも変わるし、切り取り方や余白をどうするか、色々試していけば、段々と見えてきますよ。

 

画材について

・鉛筆の線が薄い、筆圧が弱い場合は、濃い鉛筆、チャコール系を試すと良いですよ、少し厚い紙が合うと思います。

・色鉛筆の色が薄い場合は、紙質が合ってないので勿体ないです。色鉛筆が乗りやすい厚めの紙が良くなりそうですね。

・ペンで線が面白く描ける人は、描画材は合っているので、更に強弱やかすれ、インクが染み込んだ方が魅力的になリます。濃淡が出たらもっと良くなるので、かすれるペンを探して、滲む紙と組み合わせてもいいですね。

画材って重要なので、どんどん試してみましょう。 描いていて、乗り具合とか、気持ちいいかを目安にしたらいいですよ。 色々やった方が前の絵と違いが分かって楽しいと思うし、絵が変わると思います。 迷ったときは 形をとるときは、歪んだりミスしてもいいから、ビビらず思い切って描ききりましょう。 めちゃくちゃ歪んでも面白いし、そのほうがインパクトがあります。線に熱量や感情も出てきますよ。 

どこまで描けば良いのかがわからない場合も、物足りないと思ったら、やって(描き込んで)みたらいいですよ。それで、やりすぎたとしても経験になるので、見つかるものがあるし、積み重ねていって、段々と良いと思ったところで止められるようになります。

練習をして来られた生徒さんもおられました。絵がぐっと良くなってきています。 皆さんも少しでも良いので、家でも描いてくださいね! たくさんトライしてください。その方がうんと成長します。

生徒の皆さんはそれぞれにアドバイスをもらって、新しく目標が見えた表情です。

次回は神戸どうぶつ王国でスケッチをします。楽しみですね! 現地集合なので、早めに来て描いても良いです。 では来月、またお会いしましょう。チャオ!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年12月2日(土)イラストじっくりコース・福田利之先生の授業内容

2023-12-05 14:39:27 | イラストじっくり塾

本日は、福田利之先生の授業です。

はじめに福田先生からお話がありました。

AIは世の中が便利になるための開発で発展していますが、ただ単に便利なものを求めているだけでなく、アナログで物質的なものも残されていくことを感じています。

大量生産で安いものもあるが、人間が作っているもの(手作り)に価値がある。

デジタルでプリントされているものより、アナログで描かれた筆遣いを感じる作品は愛おしいと思う。

デジタルの作品があっても、プラスアルファで手作りで出来る作品があるといいですね。

 

福田先生の作品はイラストだけでなく、テキスタイルや文房具など、身近に使われるグッズも多いですが、山形の伝統玩具「飾りコマ」で、木工職人の方の手描きで絵付けされた『くりさぶろう』も作られていて、ご自身の作品に手作りの温かみと人との繋がりが感じられて嬉しくなりますね。

 

作品を持ってきた方は発表していき、福田先生からアドバイスをいただきました。

 

・自分が楽しいなと思う気持ちを持って絵を描いてほしい。

・良いモチベーションを持つためにも展覧会をする。DM・SNSなどで発信していき、人との繋がりもそこから広がっていく。

・個性を際立つ作品を描けるようになってほしい。

・自分の好きな媒体に、どう使われるかを考えて、モチベーションにしていったらいい。

・コラージュだけの作品は、プラスアルファ何かがほしい。

・ベースが出来ている人は、他の人の絵を見ないで、自由に描いてみる。全然違うタッチで描いてみるのもいい。

・SNSで伝えるだけではなく、ポストカードなど手に取ってもらえるものを準備しておくといい。

・正確な絵が描けるなら、それにプラスアルファしてみるといい。例えば、一つの絵の中にいろんなストーリー性を持たせてみるというアイデアもあります。

 

皆さんの作品を見せていただきた後、割ピンを使ったワークショップをする予定でしたが、時間が無くなってしまったので、課題にして次回の授業で発表します。

普段、割ピンを使うことはないと思いますが、使い慣れない割ピンを使うことで、都合が悪い・上手くいかないことに意識をして、作品を作ってきてください。

テーマは自由です。関節を曲げるだけでは無い、おもしろいアイデア作品が見れるといいですね。

楽しみにしています!

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする