今日はイラストレベルアップコース、
イラストレーター朝野ペコ先生の授業です。
今回の授業は、課題の「クロッキー」の講評です。
クロッキーとは、スケッチやデッサンより素早く描くことで、おおまかに、ざっくりと情報を写し取ることです。
ペコ先生から事前に「素早く形をとる練習です。下書きはせず、小さくて良いので、苦手をなくすためにも、色んなものをたくさん描いてきてください」と言われていたので、皆さん様々なモチーフにチャレンジされてきました。
今回の課題では、実物だけではなく、写真を見て描いてもOKなので、写真アプリを使ったり、クロッキーのWEBサイトを利用したり、雑誌を見たりと、皆さん色々な方法で取り組んでおられました。
生徒さん同士でおすすめのサイトやアプリの共有もされていましたよ。
それではペコ先生から講評です。
・「普段全然描かないモチーフも、1回描いてみると “意外と良いな” が見つかりますよ」
・「描く=見るということなので、見る練習をたくさんしましょう」
・「観察と緊張感が増すと更に良くなりそうですね」
ペコ先生から、1人ずつにコメントやアドバイスが伝えられます。
生徒さん同士でも
「クロッキー自体も、1枚の中にそれをレイアウトするのも完成度が高い」
「これはどこから描くの?」
「素敵な線だけど、これはどんなペンで描いているの?」
「どういう練習方法がオススメ?」など、
お互いに相談や質問をしたり、感想を伝え合ったりしていました。
人に見てもらって、感想や情報をもらえるのは、授業を受講する醍醐味ですね。
ペコ先生から「同じモチーフでも、描くと、人によって全然違うものになります。どの線を入れて、どの線を省くか。無意識にそれを選択しているので、量を描いていると気付きがあり、それがオリジナリティーに繋がります。これからもクロッキーを続けてくださいね」と皆さんにお話ししてくださいました。
さて、次回の課題は「雑誌の挿絵を描く」です。自分がやりたい、タッチが合うと思う雑誌を見つけてきて「ここに、こういうイラストがあったら良いのでは?」と考えて10点程度制作し、雑誌と一緒に持って来てください。
勉強のために、実際に本屋さんに行って、雑誌を探してきてくださいね。
次回の授業は年が明けてからです。来年も一緒に楽しくイラストを描いていきましょう!良いお年を!