絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年12月14日(土)イラストレベルアップコース・サタケシュンスケ先生の授業内容

2019-12-14 20:18:21 | イラストレベルアップコース
今日のイラストレベルアップクラスは、サタケシュンスケ先生2回目の授業です。
本日のテーマは「作品を世の中に発信する①」です。
営業、公募、展覧会など、手を動かし、足を運んでできることについてのお話です。



まずは自分の絵や存在を知ってもらうことが大切です。
そのためには、売り込み、人からの紹介、クラウドソーシング、展覧会や公募などの方法があります。
サタケ先生は、どこで見てもらえるか知らなかったので、路上販売から始めたのが第一歩だそうです。
「手軽に始められそう」という理由で始めたけれど、見てくれるのは街行く人です。「とにかく誰でも見て欲しい」では仕事に繋がらない。
イラストレーターになりたいなら、ちゃんと見てもらうべき人に見せなければならない、と気付かれたそうです。
そして個展をすることに。
見ていただきたい方に案内状を出して、実際に見に来ていただき仕事へ繋がったそうです。



売り込み先としては、出版社、グッズメーカー、デザイン事務所、イラストエージェンシー、ギャラリーなどです。
授業では具体的な出版社名や、関西のエージェンシー名や特徴など、「すぐに持ち込みに行こう!」と思える貴重な情報を教えてもらえました。



次に売り込み方法です。
売り込み先が決まれば、そこの制作実績、専門、得意分野など下調べをします。
自分の作品を、例えばどう使って欲しいか、どんなことで役に立てるかを具体的にアピールするなど、売り込み方法のポイントを聞きました。



後半ではお題が出て、その絵を覚えている範囲で描いてみました。
まずはパンダを描きました。
パンダの黒と白がどのラインで分かれているのか、分かっているようで正確のは知らない方が多いです。





次にレッサーパンダ・アライグマ・たぬきを描き分けてみました。

 

 

アライグマやタヌキは、マンガのイラストになっていることも多いので、そのイラストの印象が強いです。
でもそのイラスト自体が間違っていることもあるので、きちんと調べて描きましょう。
自分の思い込みのイメージを疑ってみてください。

次回のサタケ先生の授業は、「作品を世の中に発信する②」で、webを使っての営業方法についてです。

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2019年12月14日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業の授業内容

2019-12-14 19:02:57 | イラストじっくり塾
本日イラストじっくりコースは寺田順三先生の授業で、課題の発表と講評をしました。



二つの課題が出ていました。
・クリスマスモチーフを使わないクリスマスカード
・干支を描かない年賀状

皆さんそれぞれの得意な技法で表現されて、切り絵や折り紙を使われている方もいました。



クリスマスカードだと
スノードーム・シクラメン・教会など
年賀状だと
オリンピック・神社・招き猫・富士山など

 
 
 

はがきサイズだと小さいので、原画は大きめに描いて縮小すればいいですね。
パソコンを使えるなら、配色を変えたり文字を入れてみたりして、デザインしてみると更に良い作品になると思います。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

次回(4月11日)の課題が出ています。
展覧会をすると思って、作品3点と案内状(DM)を作ってきてください。
作品はイラスト、立体なんでのOK!
案内状のサイズも自由です。

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2019年12月15日(日)絵本ゆっくりコース・スズキコージさんの授業持ち物

2019-12-14 14:54:48 | 絵本ゆっくり塾
12月15日(日)はスズキコージさんの授業です。
テーマは「冬の盆踊りを描こう」です。



作る作品は平面でも立体でもいいです。
それぞれ使う画材、材料を持って来てください。

よろしくお願いいたします。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。


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2019年12月6日(金)文章たっぷりコース第3回の授業内容(高科正信先生)

2019-12-06 21:40:22 | 文章たっぷりコース
文章たっぷりコース、第3回目のテーマは「かなだけで書く」と「詩」についてでした。
その前に、いつものテキスト『間違いだらけの文章教室』(高橋源一郎・著)を一人ずつ音読しました。
今回は昭和天皇の『殯葬の礼』に列席した人が、
その時感じたことや考えたことを記録した “名文” について考察しました。



まず、そんな体験は誰にでもできるものではありません。
そして、作者はこれを書いた後まもなく病気で亡くなったそうです。
さらに、作者が『殯葬の礼』の際に感じたことは、
彼が昭和の時代を生きてきたからこそ持てた感想だったのです。
ですから、これは誰にでも書ける文章ではありません。
けれども、もし体験していなければ書けないというのであれば、
殺人者やドンファンでないと名文は書けないはずです。
(実際にはそうではありません)
どんな人でも、「自分以外の誰にも書けないもの」を文章に換えていくことが大切なのです。



それから谷川俊太郎・工藤直子・まどみちお・長田弘という
一流の詩人たちが書いた、かな書きの詩を先生が読んでいきます。
どの詩人も、子どもに関わる仕事の時はかな文字だけを使って文章を書いたのだそうです。
誰でも読めて、理解出来る、平易な言葉であるのに、とても深く
市井の人には思いつかないような言葉を紡いでいることに驚きます。

その後、記号や符号の使い方をおさらいしてから
30分程で「わたしは○○」というテーマの文章を書きました。



出来上がったら、みんなの前で発表します。



オルゴールになったり、電車になったり、皆さん想像力豊かな作品が書けました。
最後に「今日書いた文章を次回までに書き直してくる」という課題も出ました。
文章は、どんな良いものを書いたとしても、時間を置いて書き直すことが必要なのだそうです。
高科先生はどんな短い文章でも、それが私信でも、3回程度は書き直して清書するのだとか。

そして、書いているうちに最初に考えていたものからずれてくることがよくあるけれど
自分の思い通りに進んでしまうよりも、
登場人物が勝手に動き出す方が面白いということもおっしゃっていました。

今日は30分間で書き上げましたが、課題には制限時間はありません。
皆さん熟考して、良い作品に仕上げてきてください。



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2019年12月14日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業持ち物

2019-12-05 17:41:08 | イラストじっくり塾
12月14日(土)は、寺田順三先生の授業日です。

【課題】
・クリスマスモチーフを描かないクリスマスカード
・干支を描かない年賀状
この二点を描いてきてください。
*持ち物
・課題
・スケッチブック
・簡単に着色の出来る画材(色鉛筆やマーカーなど)

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。





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