先月末の師匠の講演を聴いたときに風情のある景色を創るには「気(き)」と「気(け)」が大切だというお話がありました.
抽象的なたとえではありますが,造園を志すものにとっては樹木や石の気勢が作り出す景色というものは大変重要です.
論理的というより,感覚に訴えてくる景色の魅力を創出するために必要な視点です.
樹木が土地の持つ文化,歴史,風土などの気(き)を吸い上げ,広がる枝から気(け)として発散させ,その気(け)を人々が感じることによってその景色の風情として感じられる,という例え話はやまめにはものすごくイメージが伝わってきました.
どんなふうに生えている木でもいいわけではなく,その土地の力を集められる場所に集められるような木を植えることが大切なんだなぁ,と.
それを見極め,空間に気を満たすことを意識する・・・
なんだか禅問答のようになっていますが,やまめの心の中ではかなり具体的なイメージがわきました.
数日後に師匠とこの「気(き)」と「気(け)」の関係について話したときに,それは人でも同じことが言えるんだよといわれました.
例えば夢や理想を心に掲げて目標に向かって頑張っていると,その人の中に「気(き)」がたまり,周囲に「気(け)」として発散しているはずだと・・・
その「気(け)」を同じように発している人が感じ取り,自然と仲間になっていく.
何だか超感覚の世界になってきたような気もしますが,不思議と目に見えないもので惹かれることって,実は内面のものがにじみ出ているのを敏感にかぎ取っているから,かもしれません.
何かを強く想ってそれに向かっていくこと.
今年もこれでいきたいと思います.
少しでも「気(け)」を発することができるように・・・・
抽象的なたとえではありますが,造園を志すものにとっては樹木や石の気勢が作り出す景色というものは大変重要です.
論理的というより,感覚に訴えてくる景色の魅力を創出するために必要な視点です.
樹木が土地の持つ文化,歴史,風土などの気(き)を吸い上げ,広がる枝から気(け)として発散させ,その気(け)を人々が感じることによってその景色の風情として感じられる,という例え話はやまめにはものすごくイメージが伝わってきました.
どんなふうに生えている木でもいいわけではなく,その土地の力を集められる場所に集められるような木を植えることが大切なんだなぁ,と.
それを見極め,空間に気を満たすことを意識する・・・
なんだか禅問答のようになっていますが,やまめの心の中ではかなり具体的なイメージがわきました.
数日後に師匠とこの「気(き)」と「気(け)」の関係について話したときに,それは人でも同じことが言えるんだよといわれました.
例えば夢や理想を心に掲げて目標に向かって頑張っていると,その人の中に「気(き)」がたまり,周囲に「気(け)」として発散しているはずだと・・・
その「気(け)」を同じように発している人が感じ取り,自然と仲間になっていく.
何だか超感覚の世界になってきたような気もしますが,不思議と目に見えないもので惹かれることって,実は内面のものがにじみ出ているのを敏感にかぎ取っているから,かもしれません.
何かを強く想ってそれに向かっていくこと.
今年もこれでいきたいと思います.
少しでも「気(け)」を発することができるように・・・・